ノーコードツールを使ってアプリを開発!という時に参考にする多くのメディアで紹介されているノーコードツールがBubbleとAdaloですが、どちらのノーコードツールを使用するのが良いのか迷う方も多いと思います。
今回はWEBアプリとネイティブアプリの違いを紹介するとともに、AdaloとBubbleを使って構築をしたノーコードジャーナルジャパンの社員にインタビューをしました。
どちらを使って開発をしようか迷っている方や、開発にあたっての課題を知りたい方は必見ですよ!
【配信方法から運用まで異なる】AdaloとBubbleの違い
世界中で愛されているノーコードツールのAdaloとBubble。
この2つのツールは、構築できるアプリのタイプが
- ネイティブアプリを構築するのならAdalo
- WEBアプリを構築したいならBubble
とそれぞれ、構築に必要なシステム、エンジンが異なります。
例えば、Bubbleはブラウザ上で開くことのできるアプリやWEBサイト、ECサイトの構築ができるノーコードツールですが、ネイティブアプリを構築から展開する際に必要となるエンジンをBubbleでは現在、提供していません。外部ツールを連携してからネイティブアプリ化をする必要があるのです。
では、ネイティブアプリとWEBアプリはどのように違ってくるのでしょうか。
もう少し詳しくお話しましょう。
ネイティブアプリとは?
ネイティブアプリとはスマートフォン向けのアプリでありApp Storeや、Google Playなどから経由でアプリを配布できるタイプのもので、アプリのインストールをする必要があります。
デバイス自体が持つ機能のプッシュ通知や位置情報などの機能も搭載したい場合には、ネイティブアプリの構築がおすすめです。
Webアプリとは?
次にWEBアプリとは、インストールせずにブラウザ上で利用するアプリのことで、インターネットを使用することが条件となっているタイプのものです
WEBコンテンツをアプリ形式で表示させたいときや、アプリストア経由ではなく自社サイトにアクセスして利用できるアプリを作りたいときにはWEBアプリがおすすめですね。
つまりそれぞれの使用環境における条件などもアプリのタイプによって変わってくるのですが、本当に開発をしたことがない方でもこのようにタイプが異なるアプリケーションの開発ができるのか、不安に思う方は少なくないでしょう。
【開発前後の印象とその変化】ノーコードジャーナルジャパン社員へインタビュー
アプリ開発ツールを使って開発をしたことのある、ノーコードジャーナルジャパンの社員にAdaloで開発をしてみた印象と、Bubbleで開発をしてみた印象の変化を聞きました。
アプリ開発がビジュアル的に構築できることから、多くのユーザーに愛されているAdaloとBubble。
実際に開発構築にあたって、どんな違いがあるのでしょうか。
開発前の印象と開発中、そして開発後に生まれた課題がわかったら、皆さんもきっと挑戦したくなりますよ!
今回の回答者を簡単に紹介!
Adaloユーザー:開発経験はなく、Adaloで初めてアプリの開発構築をしました。
Bubbleユーザー:開発経験はあり、PHPやJavaScriptの言語もわかるものの、アプリ開発は苦手。HTMLやCSSを使うWEBサイト構築や、改修作業の方が好きです。
-開発前の印象を教えてください。
Adalo:開発前は技術的な経験がないので、アプリケーションの開発は大変だと感じました。
そのため、途中で乗り越えることが難しそうな課題(困難)に遭遇する覚悟で取り組みました。
Bubble:ビジュアル的な動作で開発ができるならコードを使わなくていいので簡単そう。全体的なデザインも見やすくて楽しそうだと思いました。とはいえ内部動作の部分でわからなかったところが多いので、取り掛かるまでに時間はかかりました。
-開発中の印象としてはどうでしょうか。
Adalo:開発前に感じたことは杞憂でした!
AdaloのテンプレートやVisual Developer(視覚的な開発)を確認しながら進めていることで、思ったよりも簡単だと感じたのですが、実際に開発を進めていくと簡単な部分とそうでない部分が明確になるので、わかりやすく開発ができましたね。
Bubble:Bubbleはビジュアル的に開発ができるとはいえ、癖の強い開発ツールだと思います。
それぞれの機能がどう動くのかを理解しておくことが必要だと感じますし、機能を構築する時は、Photoshopとかillustratorのような感覚でさわってました。
-開発後はどう感じましたか?
Adalo:Adaloの開発で簡単だと感じたところは、デザインに関する機能を構築するところです。圧倒的に単純化されていて、ビジュアル的に開発できるAdaloの大きな魅力のひとつだと思いました。
これまではデザインに関する機能を構築する際は、プログラミング言語を組み立てていくことが必要だったため複雑な作業とされていましたが、Adaloでは単純化された作業でおこなうことができることから、より構築しやすかったです。
Adaloで特に難しい印象を受けた部分が、アプリケーションやデータベースの考え方と構築です。
技術者ではないからこそ、複数の異なるアクションがどのデータベースと、どのようにリンクしているのかを理解してから構築していくことはハードルが高く、その方法を探すことも難しかったです。
また、全ての構造と機能をサポートしてくれているわけではないからこそ、実質的にAdaloでアプリ開発をする際には、自力で考えていく必要がありますね。
Bubble:開発後に感じたことは、Bubbleを使ってサービスを開始しているクリエイターがただただすごいということでした。
先ほどお話した「癖が強い」ことも含めて、WEBアプリのサービスを構築したいときはBubbleがおすすめだと思います。
リリースされているBubbleのサービスはスムーズに動くし、このサービスは本当にノーコードで作ったの?と思うくらい機能が充実しているし、通常アプリ開発で使用するPHPやRuby、JavaScriptなどのコードを使わずして構築できること、原因不明でエラーを吐き出されることもないので、その点はとても好きです。
ただ、デザイン面での開発はテキストエディタなどを使用しないので本当に簡単ですが、ひとつひとつの機能を実装するために構築する際の構造に大変苦労しました。
そしてBubbleももちろん機能構築の際にサポートをしてくれるわけではないので、よく考えて構築していくことが大切です。イメージしている作りたいアプリの構造を徹底的に洗い出して機能のひとつひとつを設計図に書き起こした上で開発構築を始めると、納得のいくアプリ開発になると思います!
-ありがとうございました!
ノーコードツールでアプリを開発をする場合には、プログラムを自分で構築する必要はなく、ビジュアル的に構築ができます。その点は大きな魅力ではあるものの、機能構築の際にはデータベースの役割や種類を理解しておくことが課題となります。
これからノーコードツールでアプリを開発する方は、データベースに関する知識も身に着けていけると良いですね!
データベースについてはこちらの記事を参考にしてください!
まとめ
今回はAdaloとBubbleで作ることができるアプリの種類を解説するとともに、Adalo開発、Bubble開発それぞれの開発前後の印象と変化をノーコードを使って開発したことのあるノーコードジャーナルジャパンの社員にインタビューしました。
それぞれのツールともに便利で、どちらもビジュアル的に構築はできるものの、課題だと感じるところもあるので、ネイティブアプリを作りたいのか、WEBアプリを作りたいのかで選択すると良いですね。
もし今、ノーコードツールでアプリを開発したいけどBubbleとAdaloどちらかで迷っている場合には、それぞれのツールを使って簡単なアプリをお試しで構築してみませんか?