コーディングせずにWEBサイトやアプリが作成できるノーコード。
実はノーコードの開発ツールに慣れておくことで、家にいながらWEB制作、アプリ制作などの案件も受けられるのです。
今回は、コーディングを必要としないノーコードでの在宅勤務、副業(転職)もできるその方法や、案件の特徴、内容などそれぞれ詳しくまとめています。今まさに案件探し、転職活動をしている方は必見ですよ!
【簡単におさらい!】ノーコードとはコードを必要としない開発ツール
まずは簡単におさらいしましょう。
NoCode(ノーコード)とは、コーディングをせずにサイトやアプリ、業務効率化ツールを組み立てられる開発ツールのことで、今世間で大きな話題をよんでいます。
開発業界に新しい世界を見せているといっても過言ではないでしょう。
NoCode(ノーコード)は海外から日本に入ってきた開発ツールなので、英語で解説されていることや、動画も多く、英語での理解も求められることが特徴的ですが、日本でもNoCode(ノーコード)を使ったサービスのリリースは増加の一途を辿っているので、今後もっと需要が高まるとも言われています。
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【ノーコードの案件を調査!】現在あらゆるサイトで募集されている案件とは
ノーコードを活用した案件の多くは次のような内容で募集されていることが多いです。
- サイト制作、LPサイト制作
- サイトのテンプレート制作
- サイト構築
- アプリの制作、構築
- デザイナーとしての募集
など、制作案件が多めですが、このほかにも、業務効率化を目的としたNoCode(ノーコード)の開発ツールを使って構築する内部システムなど、内容はさまざまです。
これらの案件で身に着けておくと良いとされるスキルは、主に
- 案件の目的および処理方法を理解するアルゴリズムの知識
- 案件ごとに作られるノーコード開発ツールを理解しておくこと
- 仕様策定ができるようにしておくこと
など、フリーランスとして活動する際に必要なスキルを身に着けておくと、後々便利といえます。
では、案件全体を簡単にみてみましょう。
画像引用:クラウドワークス案件ページ
案件そのものは、このような流れで書かれていることが大変多く、それぞれ読み落としてはならない重要な項目となります。
上図は実際にクラウドワークスというクラウドソーシングサイトで募集されていた案件の概要です。
今回の案件では、提供できる素材もあり、納期が4月中旬です。副業だとしても稼働が2〜3週間であることは、少し余裕もあると考えても良いでしょう。
初心者でも1つのページを作るのに時間は1日から2日程度でできることがほとんどです。慣れてくればもっと早く作成できるでしょう。
ただ、ここで理解しておくべき点は、ノーコード開発ツール、「Studio」を使った募集をされているということです。Studioではデザイン関係のWEBサイト作成を得意としているので、デザイン性が求められる点は理解しておかなくてはなりません。
Studio内での作成画面は次の通りです。
このように視覚的にサイト作成のできるツールなので、デザインを重要視したサイトを作成したいときは、Studioがおすすめです。
そして、案件において「Studioを使っている」、もしくは「Studioを使いたい」などの内容のときは、デザインを重要視している案件である可能性が高いことを理解しておくと商談などもスムーズに話を進められますよ。
【これでトラブル回避!】案件を獲得する際の注意ポイント
なぜスムーズに進めることが大切なのか?と感じる方も少なくないでしょう。
ノーコードを使った案件のみならず、個人で依頼を求められることや、金銭が発生する案件の場合、クライアントから求められていることはプロクオリティの成果物です。
企業と個人(フリーランス・副業クリエイター)という立ち位置だからこそ、案件の中に書かれた情報とプラスして、ヒアリングすることが大切となります。
では、ほかにどんなことを知っておく必要があるのでしょうか?
案件において主に提示される情報は次の通りです。これだけの情報が書かれていれば、制作をする際にクライアントの情報で困ることは少ないでしょう。
もし記載がなかったり、情報が少ないと感じたら遠慮せずにクライアントへ聞いて下さいね。トラブルの回避につながります。
【案件を受けるために】まずはクラウドソーシングサイトへ登録
ノーコード案件の獲得方法は、SNSやクラウドソーシングサイトなどあらゆるサービスに登録しておくことと、自らが営業をしにいくことです。
なにも営業をしていない中で、クライアントからの案件依頼は少ないですし、スカウトを受けることもありません。だからこそ、自分で仕事を探しにいく必要があるのです。
その中でも特におすすめなのが、クラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングサイトはNoCode(ノーコード)の案件のみならず、在宅で受けられる仕事もあれば、出社ベースで仕事を受けられるような依頼を、法人個人問わず多数募集しているサイトです。
ライバルも多いですが、こちらも準備を万全にして、案件の獲得ができるように対策をたてておくとスムーズに案件の獲得につながりますよ。
ポイント1:ポートフォリオを作る
クラウドソーシングサイトへ登録ができたらプロフィールを作ります。
そのプロフィールをもう少し詳しく作るというイメージでかまいません。ポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオに書く内容は、
- お名前
- 活動歴
- これまで使ったNoCode(ノーコード)開発ツール
- これまで作ってきたアプリやサイトのURLの掲載
- 開発したアプリやサイトのかかった期間とプロジェクト人数などの詳細情報
これらの情報を書いておくことにより、クライアントから見ても、「依頼をしてみたい」とスカウトのきっかけにもなりやすいので、できる限り詳しく書いておきましょう。
また、NoCode(ノーコード)は英語でのマニュアルも大変多いです。対応可能な言語を書くこともおすすめします。
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ポイント2:SNSにノーコード開発の実績を明記
クラウドソーシングサイトへの登録をしたら、次はNoCode(ノーコード)での開発を発信していくSNSのプロフィールにもNoCode(ノーコード)を使った開発実績を明記していきましょう。
その情報は、クライアントから見ると
- どんな開発ツールの使用が可能なのか
- どんな開発をこれまで行なってきたのか
- 一つの成果物を作るのにどれくらいの時間をかけられるのか
などの判断材料になるため、必要不可欠ともいえます。
簡潔ではあるものの、正確に書くことを意識してくださいね。
ポイント3:オンラインサロンへ加入する
SNSでもNoCode(ノーコード)ができる旨を明記しておくことで、仲間を探すことはできますが、
「もっと仕事を効率的に獲得したい!」
「仲間とすぐに話せる環境が欲しい!」
という場合は、オンラインサロンへの加入もおすすめです。
オンラインサロンは、開発ツールごとに用意されていることもありますし、企業が運営しているサロンもあるので、よく吟味してみると良いでしょう。
ポイント4:営業を自らでおこなう
最後に重要となるポイントが、自らで営業を行うということです。
先述にもあるように、自らで行動を起こしていない限り、クライアントとなる方からの案件の提案は生まれることは少ないでしょう。だからこそ、営業を行う必要があることは覚悟しておかなければなりません。
- WEBサイトを作りたい
- アプリを作りたい
などこれらの需要を満たせるようなサービスをあらかじめ作っておくことで、営業のしやすさにも拍車がかかるため、まずはポートフォリオから作ってみてくださいね。
まとめ
今回はNoCode(ノーコード)での案件の内容や、案件を獲得する方法について解説しました。
No Code(ノーコード)はコードを書く必要がないので、アイディアがあれば誰もが挑戦できるパズルのような開発ツール。パズルを組み合わせるだけで一つのサービスを形にできることは魅力的ですよね。
コーディングをせずに皆さんもエンジニアをしてみませんか?