【あれもこれもNoCode】5つのWebstory作成ツール

近頃、ウェブストーリーやAMP(Accelerated Mobile Page)ストーリーが増えてきていることを知っていますか?

今回はNoCodeに絡めたウェブストーリーツールについてピックアップしてまとめています。

NoCodeを活用して何か作りたいという方は、まずウェブストーリーから作ってみませんか?

【SNSで活躍中!】ウェブストーリーとは日記

ウェブストーリーとは、Google検索結果に表示される視覚的なストーリーテリング形式で、ユーザーはフルスクリーンでのタップスルー体験に没頭することができるコンテンツのひとつです。

FacebookやInstagramのストーリーは、ソーシャルメディアを利用している人たちの間で流行っていて、24時間しか公開されないため、日々の活動を日記のように投稿できます。

ウェブストーリーは、基本的にはInstagramストーリーと同じですが、違う部分は3点です。

・これらのストーリーはウェブページとして表示され、Googleの検索結果に表示されること

・テキスト、画像、動画をモバイルデバイス向けにスライドショー形式で共有できること、

・24時間後には消えてしまわないこと

ウェブストーリーの強力な側面は、視覚的にリッチなコンテンツをインタラクティブに表示することで、人々の関心を一瞬で引きつけることができることです。

AMPプロジェクトは、2015年にGoogleが初めて発表し、2018年にようやく導入開始。ワシントン・ポスト、BBC、CNNなど、いくつかの巨大メディアがウェブストーリー形式でニュースや情報を配信しています。

今日では、誰もがNoCodeのウェブストーリー作成ツールを使って、さまざまな目的を持った独自のウェブストーリーを簡単に作成することができるので以前よりも参入しやすくなったともいえるでしょう。

ツールの例としては、Visual Stories、Ampstor、MakeStories、Newsroom Studio、StorifyMeなどがあります。

【NoCodeで作ることも可能!】実際のWEBストーリーツールを紹介

ここからは実際にNoCodeで作られたWEBストーリーツールを紹介します。

NoCodeを使ってみたい方も、ウェブストーリーを作ってみたい方は一度使ってみてくださいね。

androidで投稿可能:Visual Stories (visualstories.com)

VisualStoriesは、インドのプネーを拠点とするJalinder Autade氏によって設立されました。

ウェブストーリーを作成するためのツールを提供するだけではなく、コンテンツプラットフォームでもあるのが大きな特徴です。始めるためには、ウェブサイトに紐づける必要があるのですが、既存のウェブサイトでも、VisualStoriesが作成した新しいウェブサイトでも構いません。

作り方としては、あらかじめデザインされたテンプレートを選択し、好きな写真やビデオを追加することから始まり、ストーリーの作成はとても簡単です。ほかにもVisual Storiesの無料ライブラリからメディアを選択して投稿もできるので手軽さもあるでしょう。

ビジュアルストーリーズでは、AdSenseアカウントに接続してウェブストーリーを収益化することも可能なので、広告収入から75%を得ることも難しくありません。広告は、視聴者が数ページを見た後に表示されるので、他から収入を得たい場合にもおすすめのアプリです。

自分のウェブサイトで公開する以外にも、複数のサイトが連携した「VisualStories Network」で公開することもできます。

ビジュアルストーリーズのすべてのサービスは、2020年12月までは無料で、それ以降は無料プランと有料またはレベニューシェアプランの2つの料金プランを用意しています。

有料プランを選択することで得られる機能は、広告の最適化、マネタイズ、ゲストブログ、SEOガイダンスなどです。Visual Storiesについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

NoCodeで作られたウェブストーリー、Ampstor (ampstor.co)

Ampstorは、ウェブストーリーを構築することができるNoCodeプラットフォームです。2019年2月からAnita Kikovska氏によって共同設立されました。

ウェブストーリーは、ウェブページとしてインターネット上にホストされ、他のアプリに統合することも可能です。

Ampstorが提供するサービスは完全に無料で、プロアカウントに登録する場合は14日間の無料体験ができます。

あらかじめデザインされたテンプレートが多数用意されており、テンプレートを選択する前にプレビューして、さまざまな種類のスクリーンやデバイスでどのように見えるかも確認もできるので、ライブラリからメディアを選んで、ウェブストーリーをすぐに作り始められるでしょう。

ウェブストーリーの作成が完了したら、ウェブストーリーのアップロード先としていくつかの選択肢から選べるのですが、

アップロード先は

  • Ampstorのドメイン
  • ウェブフローサイト
  • ウェブページ
  • Instagram、Facebook、Twitter、PinterestなどのSNS

などで公開できます。

また、Ampstorでは、SEOメタタグやGoogle Analyticsの結果を確認できる機能がある点も、特徴的と言えるでしょう。

MakeStories(makestories.io)

MakeStoriesは、無料で簡単にウェブストーリーを作ることができるNoCodeツールも提供されていて、2018年にインドを拠点にPratik Ghela氏によって設立されました。

ウェブストーリーの作成をゼロから始めることも、300以上用意されているプリビルドテンプレートからテンプレートを選べるので、簡単にスタイリッシュでシンプルなウェブストーリーを制作できます。

MakeStoriesで使えるツールは、800種類以上のGoogleフォントも含めた、無料のフォントやメディア、エレメント、オーディオ、アニメーションなどのライブラリです。

これらは無期限に利用できるので、MakeStoriesの大きな特徴といえるでしょう。

そしてMakeStoriesが提供するもう一つの機能は、あなた自身のウェブストーリーの広告を設定し、任意のストーリー内に統合するためのAdServer機能です。行動喚起ボタンの作成や、SEOの設定も可能なので、SEOマーケティングもおこなえます。

完成したら、まずプレビューして、ウェブストーリー形式で公開したり、ソーシャルメディア用のビデオとして書き出す2つの公開方法があるので最適な方で投稿してください。

ウェブストーリー形式で公開する場合は、FTP、Zipへのエクスポート、ウィジェットの埋め込み、iFrameを介して、Wordpressも可能です。

モバイルファーストのNewsroom Studio (nws.ai)

AMP Storiesには大きなSEO効果があることを踏まえ、Newsroom Studioはモバイルファーストのストーリーテリングプラットフォームを提案しています。

Newsroom Studioは、主にニュースチャンネルで活用されていて、インタラクティブな方法とブランドでストーリーを配信する際に最適といわれているものですが、個人のコンテンツ制作者の利用も可能。つまりは、幅広くユーザーの用途に合わせて使えるストーリーテリングなのです。

有料パッケージは4種類。それぞれの目的に合わせて選択してみましょう。

個人のコンテンツ制作者向けの「Solo Strike」パッケージは月額7ドル、新規のパブリッシャーに最適な「Starter」パッケージは月額59ドル、大規模なチームや既存の企業向けの「Publisher Pro」は月額349ドル、「Enterprise」パッケージは月額4,999ドルからとなっています。

Newsroom Studioは完成度の高いツールで、Getty imagesが提供する多くのプリセットやメディアが用意されており、簡単に使用することができるもので、視聴者とのエンゲージメントを高めるために、クイズ、投票、行動喚起ボタン、続きを読むような提案などのインタラクティブなコンテンツを作成することもできます。

ウェブストーリーを公開したあとは、ストーリーのインプレッション、ユニークユーザー、ストーリーの閲覧時間などのアナリティクスを確認できることも、特徴のひとつです。

StorifyMe(storifyme.com)

ウェブストーリーを構築するためのもう一つのNoCodeツールがStorifyMeです。

個人、スタートアップ、企業、エンタープライズ向けにいくつかのパッケージが用意されています。個人向けには、無料プラン、ベーシックプラン(月額29.95ドル)、プレミアムプラン(月額99.95ドル)があり、それぞれスタートアップ、エンタープライズ、カンパニーの各プランの価格は、月額499ドル、1,499ドル、4,999ドルとなります。

次の表を参照してください。

StorifyMeは、検索結果のトラフィックを高め、購買体験を最大化するための魅力的なコンテンツを作成したい小売業者、ニュースやストーリーをより魅力的な方法で公開したい出版業者、興味深いコンテンツで顧客の注目を集めたいマーケティング担当者などに最適なツールです。

StorifyMeは、あらかじめデザインされた多くのテンプレート、リッチメディアライブラリ、インタラクティブ要素、ブランディングツールを備えているので、ストーリーを埋め込んで、ソーシャルメディアや独自ドメインに公開することもできます。

また、ウェブストーリー作成を最大限に活用するために、オーディエンスをチェックするための分析概要や、深いストーリー分析、魅力的な要素の分析、サードパーティの分析統合なども用意されているので、マーケティング的な観点でも活用できるでしょう。

ただ、どの料金プランを選択するかによって、利用できる機能が異なるので、注意してください。

まとめ

今回は5つのNoCodeツールをご紹介しました。英語ではあるものの、使いやすいのでNoCodeを触ってみたいという方もぜひ一度試してみてください。

他にもご紹介したいツールがありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

※日本向けにリライトしてます。

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