ここ数年、GitHubに埋もれていない人であれば、NoCodeについて聞いたことがあり、そのコミュニティの動きやプレイヤーについて興味を持ったことがある方も少なくはないでしょう。
ツイートを見たり、この分野のツールを使って遊んだりして、一般的には、ほんの少しの知識しかないかもしれません。
もし、この空間に深く入り込み、もっと理解したいと思ったら、どこに行けばいいのでしょうか？もちろん、最初にたどり着くのは「NoCode Journal」であったり、「NoCode Journal Japan」ですが、それ以外にも多くのコミュニティ関連の取り組みがあるので、知っておく必要があるでしょう。
【NoCodeコミュニティ一覧】誰でも簡単に入れるコミュニティ
NoCodeをテーマにしているコミュニティの取り組みは、学ぶためのコミュニティの形をしており、コラボレーションをするだけでなく、NoCodeに関する新しいツールについてみて、触れて学び、仲間が何をしているかを知ることもできるサイトです。
つまり、一人でNoCodeにふれるよりも、有意義にNoCodeのプログラミングができるということなのです。
ここでは、私たちの成長を支援してくれたコミュニティのいくつかを紹介しましょう。
あげたコミュニティ以外にも、会員になっているNoCodeコミュニティ、もしくは今本記事を読んでいるあなたが、運営しているコミュニティがあれば、喜んでリストに追加するのでご連絡ください。
以下のリストは順不同で、「NoCode journal」がNoCodeスペースで以前から関わってきたコミュニティを中心に紹介しています。
NoCode.Tech（ノーコード・テック）
NoCode Techは、世界中の起業家やメーカーがコーディングなしで必要な製品を作るために使用しているツールを発見するのに役立つ情報が集められた資料サイトです。
また、資料サイトとして成り立つだけでなく「NoCode Tech」にはコミュニティ機能があり、参加者は「NoCode」の会話に貢献し、協力し合えることは、NoCode Techの大きな特徴といえるでしょう。
「NoCode Tech」はMemberstackとWebflowを使用して構築されていて、「NoCode」メーカーは自分が構築したものを紹介し、コミュニティの他のメンバーからフィードバックを得ることもできます。また、アプリビルダー、デザインツール、ウェブサイトジェネレーターなどに分類されたすべての「NoCode」ツールをリストアップする機能もあるので、豊富な機能がそろっている資料サイトなのです。
メンバー専用エリアでは、さまざまな「NoCode Tools」の割引情報や、「NoCode Maker」がビジネスで使用するその他のツールを掲載するだけでなく、成功できるNoCode ビルダーになるための情報も掲載しているので、気になる方は「NoCode Articles」のリストを参考にしてみましょう。
NoCode Founders（ノーコード・ファウンダーズ）
「NoCode Founders」は、ジョシュア・ティアナン（JT）氏が作成・運営するNoCode Slackコミュニティで、シングル・ページ・ウェブサイトを作るために広く使われているNoCodeツールの1つであるCarrdを使ってウェブサイトを作っているサイトです。通称「NCF」と呼ばれているコミュニティでスタートアップ、イベント、チュートリアルなどあらゆるカテゴリーからNoCodeに関する豊富な情報に触れることができます。現在は11,658名の参加者がいて盛んに活動しているコミュニティといえるでしょう。
NoCode Foundersの参加条件は、「NoCode」を使って開発をしたい方や、すでに始めている方。つまり、すでにNoCodeビジネスを展開している人も、これから始めたい人も、NoCodeを使った開発に夢中なファウンダーがあつまるコミュニティに参加できるのです。
NoCode Foundersは、Slackでもコミュニティを展開しています。Slack Communityでは、メンバーが共通の問題を解決したり、質問に答えたり、新製品やアップデートの出荷を応援したり、勝利を祝ったり、互いの立ち上げをサポートしたり、より重要なプロジェクトで協力したりすることができます。現在、このSlackコミュニティには1200人を超えるアクティブなメンバーがおり、20K以上の会話が交わされ、非常に熱心なメンバーが集まっているので、実際に参加をすると有意義な時間を過ごせると考えても良いでしょう。
URL：https://nocodefounders.com/
NuCode（エヌユーコード）
NuCodeは、Joe BrownとAlan Podemskiによって作られた純粋なNoCodeビルダー・コミュニティで、1360人以上のNoCodeメーカーがNoCodeコース、テンプレート、製品、ツールを作っています。読み方は「エヌユーコード」で、アルファベットで入力してみてください。
NuCodeでは、6,500人以上のNoCode 開発者たちが、NoCodeコース、テンプレート、製品、ツールを開発しています。メーカーは、デジタル製品を作るには開発者が必要だと考えている人が多いと考えているので、常に新しいアイディアが飛び交っていると考えてよいでしょう。
彼らの目的は2つあります。
- メーカーや技術者ではないチームがコーディングなしで製品や機能を開発できるようにすること
- 技術者チームがコードを必要とするユニークで革新的な製品や機能の開発に時間を使えるようにすること
つまりコミュニティを通して、あらゆる可能性を広げることを目的としているのです。
またNuCodeの優れた点は、チュートリアルを重要視していることです。このトピックを見た人々がすぐに建設的になり、新しいアイディアからさまざまなプロジェクトを作れるようになっているところです。
NuCodeの使用ツールはBubble。Nucodeは、新しいNoCodeツールを見つけるのに最適なコミュニティといえるでしょう。
Maker Pad
最大のNoCodeコミュニティであるMakerpadは、コードなしでツールを作る最も簡単な方法を学び、最高のNoCodeツールを探求するコミュニティです。
Makerpadの生みの親であるBen Tossell氏によると、そのコンセプトは、誰もが数分で作れる方法を教え、実際にお金を払ってくれる顧客と一緒に検証することです。Makerpadのワークショップやセッションは30～60分程度のもので、メーカーは新しい製品を作ったり、新しいツールを探求したりします。また、Makerpadは、新しいメーカーが、自分のスケジュールやスキルに合わせて柔軟に、自分の好きなものを作る方法を見つける手助けをします。MakerpadはMemberstackとWebflowを使って構築されています。
このコミュニティの良いところは、無料のオプションがあることですが、最もお得なのは有料会員になることです。個人の場合は月額29ドル、企業の場合は月額199ドルとなっています。
最大のNoCodeコミュニティであるMakerpadは、コードなしでツールを作る最も簡単な方法を学び、最高のNoCodeツールを探求するコミュニティです。
Makerpadの生みの親であるBen Tossell氏によると、誰もが数分で作れる方法を教えて、実際にお金を払ってくれる顧客と一緒に検証することをコンセプトにしたコミュニティで、イベントとして開かれるワークショップやセッションは30～60分程度の中で新しい製品を作ったり、新しいツールを探求することもできます。
また、Makerpadは、新しいメーカーが、自分のスケジュールやスキルに合わせて柔軟に、自分の好きなものを作る方法を見つけるサポートもしてくれるのです。Makerpadは料金制のコミュニティとなっていて、無料プランもありますが、最もお得なのは有料会員になることです。個人の場合は月額29ドルで、企業の場合は月額199ドルとなっています。
まとめ
NoCode（ノーコード）ツールは、開発者同士で集まって作られたプラットフォームだからこそ、ひとりで開発を進めることは難しいものです。
もし今、開発を進めたいけどどうしたらよいのかわからないというときは、NoCodeのコミュニティに参加してみませんか？きっとあなたのアイディアに対して、世界中の参加者が汎用性の高いアドバイスを提供してくれますよ。
※日本向けにリライトしています。
