NoCode(ノーコード)、LowCode(ローコード)、Citizen Developer(シチズンデベロッパー)などの言葉を聞いたことがある人の中でも、この分野の初心者は何から始めればよいのかわからないでしょう。
NoCodeの世界にはたくさんのツールがあります。
社内のエアテーブルで集計したところ、NoCodeやLowCodeを名乗るツールは約192個ありました。
これは膨大な数のツールで、初めてNoCodeの世界に足を踏み入れる人には圧倒されるでしょう。今回は、まったくの初心者であるNoCodeメーカーが足を踏み入れるのに簡単なプラットフォームをリストアップしました。
これからNoCodeを始めたいと考えている方は必見ですよ!
【どれから始めればいい?】初心者におすすめのNoCode(ノーコード)ツール
テクノロジー製品を作ったり、ビジネスのためのアプリケーションを作ったりする能力を連想してみてください。
事業のマーケティングしたり、事業において必要な作業の一部を自動化させてみたり、あるいは単にビジネスのためのウェブサイトを作成することを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、「ビジネス」において連想されるカテゴリーに絞って、以下3種のツールをピックアップしました。
Carrd – 製品を売り込むためのワンページャー
Zapier – ビジネスアプリケーションを接続してワークフローを自動化する
Webflow – ビジネスのための完全なウェブサイトを構築する
使ってみたいと感じたら、まずはツールに触れてみましょう!
【すべて同じ役割とは限らない】NoCode(ノーコード)ツールごとそれぞれの役割を解説
NoCodeツールはすべてのツールが同じ動作機能、役割が一致しているわけではありません。
それぞれのツールで得意な動作とそうでないものに分けられます。
あなたがNoCodeツールを活用してしたいことはなんでしょうか?もしくは、どんな作業を自動化させたいですか?
ワンページャー(1ページサイト)の構築 – Carrdの特徴
Carrdを活用する場合は、
- アクセス数を増やしたい
- 最初の製品を発売したい
- 別の市場にビジネスを拡大したい
など考えている企業や個人の方に向いています。
完全なレスポンシブWebサイトは、ドラッグ&ドロップするだけで簡単に作成でき、あらかじめ用意されているテンプレートを使えば、5分以内に構築して公開できることや、無料でもボタン、フォーム、ビデオ、オーディオ、ウィジェット、プラグインをエンベッドするなど、数多くの機能を利用できるので、「無料でできることが多いNoCode(ノーコード)ツールを知りたい方」は、一度始めてみると良いでしょう。
ほかにも、すべてのプラットフォームに連携接続も可能なので、WordPressやSquarespaceよりも簡単で手間がかからないことが特徴的です。
また、サインアップせずに作成でき、Carrdログとサブドメインベースのアクセスへもできるので、サイトへの登録を必要としていない方などには適しているサービスといえます。
カスタムドメイン、ブランディングなし、より多くのページ、フォーム、ウィジェット、Google Analyticsに加えて埋め込みなどの追加機能を利用するには、年間19米ドルの料金がかかるので、プロプランの検討もしてみてくださいね。
ワークフローの自動化 – Zapierの特徴
コード不要のツールを使って物事を構築するには、通常は相互に通信しない2つのアプリケーションを接続する必要があります。
Google Sheets、Gmail、Twitter、Slack、GDrive、Facebookページなど、2,000以上のアプリを選んでワークフローのアイディアを探ることができるZapierはアプリとの1対1のつながりを構築し、基本的なタスクを自動化し、一流のサポートチームからのサポートを受けられる点が特徴的です。
月額20ドルからのプレミアムプランに加入でき、より多くのステップでより多くのワークフローを構築するだけでなく、条件付きワークフローの作成や優先的なサポートを受けることもできるので、加入も検討してみて下さいね。
プランは、いつでもアップグレードまたはダウングレードが可能です。
本格的なWebサイトビルダー「Webflow」の特徴
Webflowは、ホスティングやSEOなどの複雑な手順を踏まずにWebサイトを構築したい方のための初心者向けツール。
使いやすいユーザーインターフェースと内蔵されたコンテンツ管理システム(CMS)により、NoCode(ノーコード)のウェブサイト制作者の間で支持されている中でも、上位に属するウェブサイトビルダーのひとつです。
驚くほど圧倒的な量のテンプレートが用意されていて、誰でも簡単にカスタマイズできることが特徴的で、コレクション、ブログ、会社案内など、それぞれのページにテンプレートが用意されているため、他のWebビルダーのように手動でページを作成する必要がありません。
Webflow CMSでは、コレクションアイテムに基づいて動的にページを作成できます。
価格はスターターパックがあり、無料で作成・利用できますが、ワールドワイドウェブにサイトを掲載するには、最低でも月額16ドルのプランが必要になるでしょう。
※日本向けにリライトしています。