Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the bosa domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /var/www/vhosts/i-0743265e997b1ee8b/wp-includes/functions.php on line 6121 Amplify Studioが新たにAWSから誕生 – NoCode Journal Japan ノーコード ジャーナル ジャパン

Amplify Studioが新たにAWSから誕生

AWSは、急成長中の企業、最大手企業、主要な政府機関を含む何百万ものユーザーによってコスト削減、俊敏性の向上、迅速なイノベーションの実現に利用されていて、全世界のあらゆる業界で広く利用されているクラウド基盤です。

既に200以上の機能的なサービスを提供しているAWSが新たにローコードツールの開発をしました。
AWS re: Invent 2021でプレビューとして発表されましたが、この度一般公開されたのです!

今回はAWSが始めた新しいローコードツール、「Amplify Studio」について詳しくまとめています。

 


 

AWS Amplify Studioとは?

AWS Amplify Studioはクオリティの高いWEB、モバイルアプリを数時間で開発構築から提供までできるビジュアルインターフェイスで、バックエンドの構築とReactコンポーネントの構築、そしてUIとサーバーサイド側(バックエンド)との接続が簡素化されたローコードツールです。

 


 

Amplify Studioの主要機能

Amplify Studioの主な機能は次の通りです。

  • 各成果物はコードで書き出されること
  • モバイル、WEBアプリケーションの作成の高速化
  • 各システムからの指示をまとめてアプリのバックエンド構築
  • iOS、Android、Web、React Nativeアプリとの統合
  • アプリのコンテンツ、ユーザー、システムの管理
  • バックエンド、フロントエンドUI、そのほかのサードパーティツールはAmplify CLIと連動
  • ビジュアル的に構築ができるためこれまで以上に簡単に設定できる

また、AWSのクラウドサービス、コア・コレクションを利用することでオフラインデータ、認証、分析、プッシュ通知、ボットなどの機能も利用できるようになり、フロントエンドのWEBアプリと動的WEBサイトのホスティングサービスをフルマネージドで提供を可能にしたことから、バックエンドのCI/CDも提供もできるようになりました。

実際のiosデバイス、AndroidデバイスおよびWebブラウザでアプリをテストするためにAWS Devise Farmを使用できます。

UIとインフラストラクチャによってつくられた全ての成果物は、コードで書き出されるようになっているので、クラウドやこれまでAWSで必要とされてきた専門知識は必要ありません。

開発構築にかかる速度がより上がり、これまで以上に簡単に成長させられるようになったのです。

※Reactとは、多くのSNSや動画配信サイトなどで現在特に利用されているJavaScriptライブラリのことをさします。パフォーマンスが良く、スムーズに動作できるライブラリコンポーネントです。Amplify Studioを利用することでSPAに必要な動作速度を再現できるので、今風の洗練されたUI画面の作成も可能にします。

 


 

Amplify Studioが用意する拡張機能

Amplify Studioは主要機能のほかに、次の各作業にも対応しています。

あらゆる機能に対応できるアプリバックエンド(システムやデータベース)の構成
視覚的に構築することができるので、データモデル、ユーザー認証、ファイルストレージの作成ができます。

AWSサービスによる拡張
AWSクラウド開発キットによってAmplify Studioに入っていないサービスを簡単に追加できます。

Amplifyライブラリとの併用
iOS、android、Flutter、React Native、Web(JavaScript)用のAmplifyライブラリによってモバイルAppや、WebサイトをAmplify Studioベースのアプリのバックエンドに接続することができます。

WEB UIアプリの開発の加速化
ビルド済みのUIコンポーネントライブラリ、新着情報、コンタクトフォーム、eコマースカード、組み込み型プログラム(ボタンやテキストフィールド、アラートなどの機能)を、多くのサイトで使用されているさまざまなReactコンポーネントから選択し、ブランドコンセプトに合わせてパーソナライズすることができます。

Figmaからエクスポートが可能
Figmaを使用し、デザインのカスタムプロトタイプの作成。ReactのコードとしてAmplify Studioにエクスポートすることができます。

フロントエンドからバックエンドへの構成
実際のデータを使用して、Amplify Studioのインターフェースを工藤するために必要なコードを生成し、クラウドに接続されたアプリのバックエンドデータソースにフロントエンドのUI要素を視覚的に結合することが数秒でできます。

アプリの管理と公開
チームメンバーがAWSマネジメントコンソールの外部でユーザーとグループアプリケーションコンテンツとファイルなどを簡単に管理できるようにしています。

Amplify ホスティングによるデプロイとホストについて
あらゆるReact、Vue.js、Next.jsなどのWEBアプリケーションの展開と保守に活用できるように、継続的インテグレーションと継続的デプロイメント、ワークフロー、テスト、プルリクエストとプレビュー、カスタムドメインが組み込まれています。

複数の環境に対応
修正箇所を本番環境に移行する前に、本番環境でのテストやプレビューを複数の環境で行うことができます。

 


 

Amplify Studioの価格

Amplify Studioでは、静的なWEBサイトを一般公開する際に料金が発生する仕組みとなっています。

ライブラリ、CLI、UIコンポーネントを使用する場合は基盤として使用するAWSのサービスに対してのみ料金が発生する仕組みで、フレームワークの使用には追加料金がありません!

静的WEBホスティング、一般公開時には無料利用枠も利用できるので、AWSを無料で使い始めることができるのです!

更に登録をすると新規のAWSユーザーは

  • ビルドとデプロイ機能において1か月あたり1,000ビルド分
  • ホスティング機能においては1か月あたり15GBの提供と5GBのストレージ

などのオファーを受け取ることもできるので、お得に始めりことができます。

静的WEBホスティングを利用する際の詳しい料金は次の通りです。

 

静的WEBホスティング:WEBサイトを一般公開するとき

  • ビルド&デプロイでは0.01USD/ビルド分
  • ホスティングの場合は、使用するデータ量0.01USD/GBと、保存されたデータの0.01USD/GB

によって料金が発生します。

それぞれの料金試算例は次のURLで確認してみましょう。

AWSを利用している企業の試算例

皆さんの運用したいWEBアプリケーション、WEBサイト、システムをAWSで利用した場合に、どれくらいの料金になるのかを知りたい場合はこちらのサイトで実際に試算できるので試してみて下さいね!

AWS料金試算サイト

 

 

※日本向けにリライトしています。

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