ノーコードツール紹介:Amplify Studio

2016年にモバイルアプリ開発プラットフォームを初めて発表したアマゾンウェブサービス(AWS)が、新たにLowCode開発ツール「Amplify Studio」の提供を2022年4月26日から開始します。

AWS Amplify Studioは、開発者が完全なWebおよびモバイルアプリを数週間ではなく数時間で簡単に構築し出荷できるようにするビジュアル開発環境です。

素人でもプロでも使えるように設計されており、iOS、Android、Webなどのアプリの作成を支援することができ、AWSはここで、Studioを人気のあるUIデザインツールFigmaと接続することで、興味深い動きを見ることができるでしょう。

AWSのRene Brandel氏は発表文の中で、「Amplifyは、より早く始めるための便利なFigmaファイルも提供します」と説明。
Amplifyの Figmaファイルには、UIプリミティブとビルド済みコンポーネントの両方が含まれています。

Studioは、Figmaで作成された新しいコンポーネントも同様に同期も可能にしています。

 

※UIプリミティブとは
最も基本的なデータ型のことであり、組み込みデータ型、基本データ型などと呼ぶこともあり、言語によって用意されているプリミティブの種類は異なるものの、文字型、整数型、浮動小数点数型、論理型(ブーリアン型)などがあります。


” Amplify Studioは、すべてのUIとインフラのアーティファクトをコードとしてエクスポートするので、アプリのデザインと動作を完全に制御することができます。クラウドやAWSの専門知識は必要なく、より速く出荷し、スムーズに拡張することができるのです。

ビジュアルインターフェイスとビルド済みUIコンポーネントのライブラリにより、機能豊富なUIを迅速かつ容易に作成でき、最小限のコーディングでアプリのUIを作成、カスタマイズも可能。フロントエンドUIと対応するバックエンドをAWS上にセットアップし、数クリックでフルスタックアプリを完成できるでしょう。UIとインフラのボイラープレートコードを自動化し、ビジネスロジックに集中できるようにしています。

デザインのハンドオフプロセスを合理化し、コストと時間のかかるエラーを軽減。拡張可能なアプリのバックエンドを構成し、UIアプリ開発を加速(プレビュー)し、アプリを管理・出荷することが特徴的ですね。

 


AWSはAmazonの子会社で、個人、企業、政府向けにオンデマンドのクラウドコンピューティングプラットフォームを有償で提供しています。新しいLowCodeアプリケーション開発ツールであるAmplify Studioを使用することで、より早く、より簡単に市場に参入することができるでしょう。

 

詳しいAWS Amplify Studioの解説についてはこちらまで

※日本向けにリライトしています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

他に